第23回「ミヤマクワガタ」

《ミヤマクワガタ ゴマノハグサ科》

植物の名前には時たま他の生物と同じ名前を持つものがあります。このミヤマクワガタもその一つです。何故こんな事になってしまうのか不思議でならないのですが、鍬形と漢字を当てるので、鍬の形に似ている処から来ていることは間違い無いと思われます。昆虫の事は全く無知なので彼らも鍬形虫と書くのかどうか知りませんが、やはり鍬に似ているのでしょうか。~に似ている。ということで命名された生物は数限りなくありますが、ときには大いに?なものも混じっていますから、あまり深くつっこまないほうが良いかもしれません。

そういえばあちらにはミヤマだけでなく、ノコギリクワガタなどというのもおわします。鍬と鋸がくっついていたら昆虫にとっては最強の武器でしょうね。植物の方はせいぜい「テング」くらいですから強さを象徴した命名ではないようです。

ついでにゴンズイという魚がおりますが、植物の方にもゴンズイというのがあって、これはどちらも人間にとってあまり役に立たないというのが共通項らしいのですが、詳しいことはよく分かりません。

 

P-MAC 野外教育センター 石井英行